こんばんは。バイトの後輩に「穂高さん、クリスマス何か予定あるんですか?(笑)」と半笑いで聞かれた穂高岬です。
あるよ。バイトだよ。
お前がシフトに×つけた分、俺が入ってやってんだよ‼
先日、劇団の年賀状で使うための写真撮影がありました。
みなさんは、写真を撮られるとき、「もっと笑って!」って言われたことありませんか?自分ではちゃんと笑ってるつもりなのに…
それでもっと「イーッ」笑ってみようとすると、「固いよ!」って言われる。
これ、どうしたらいいんでしょうね?
僕、自分で言うのもなんですが、どっちかというと上手く笑える方です。
多分役者はみんな得意なんじゃないか
なぁ。これ、僕なりですがちょっとしたコツがあります。
結局、上手く笑えてないのは気持ちが笑ってないんですよね。形だけ笑ってるというか。
じゃ、どうしたらいいのか。
動機を作るんです。
僕の場合、笑えることを見つけます。「変な歩き方のおっさんだなー」とか「この人ちょっと太ってきたな」とか。なんでもいいんです。あと「思い出す」ってのもいいですね。
ただ、見つける笑いと思い出し笑いは、ちょっと違うニュアンスになります。場面によって使い分ける感じですね。
この技術、芝居でも重要です。
例えば、先日撮影をしたのですが、恋人同士がルミナリエでデートをしているシーンのとき監督から、「2人で顔を見合ってニコッとして」と言われました。
しかし、自分の中でルミナリエを見て彼女を見て笑うということが、上手く想像できませんでした。
そこで、写真の技術の応用です。僕の場合は自分の中でストーリーを作りました。
「去年、2人でルミナリエに行く約束をしていたのに、仕事が忙しくて、行けなかった。だから今年2人で初めての
ルミナリエで喜びもひとしお。」という感じですね。
ちゃんと設定が固まっていればこんなことは自分で考えなくても済むのですが、うちの監督はまだシナリオが固まっていない段階から撮り始めるので…(-_-)
カメラに写るときは、この技術を思い出してみてね~